ビエネッタで感じる成長

ビエネッタといえば高級なアイスで滅多にお目にかかれるようなものではない。子供のころの私は初めてみたときにすごく心惹かれた。この大きさのケーキのようなアイスを全部食べられたら最高だな。そんな真っ当なことを考えた小学生だった。

今日近くのスーパーでビエネッタが特売だという情報を仕入れて先ほどウキウキで店頭へ赴いた。少ししか食べられなかったビエネッタ、箱ごと食べてやる。大人の力を舐めるなよ。そう勇んでビエネッタを探す。

あれ?小さくない?

ビエネッタの箱は想像していたものよりも遥かに小さかった。300円ならこんなものだろう。わかる。でも私は1000円くらい出す気でいたのに。コストコの巨大なティラミスくらいの大きさだったはずなのに。

子供の頃はあんなに大きかったビエネッタ。自分も大人になったのだな。