ビエネッタはパリパリバー
この食べ方が正解だった。
卒業
憧れ続けたビエネッタ。数十年ぶりに、大人としてら再会し、そして卒業した。
4センチくらいに切り分けるのが良いと思う。見栄えも安定性も良い。ところが私ときたら高級なものはチビチビ食べたいという貧乏性が出てしまい、1センチ程度に切り分けた。
するとどうだろう。そんなに薄いものが綺麗に立つはずもなく、皿の上に倒れてしまったでは無いか。てで起こそうとしたりして崩れてしまったあの方だったが、彼(ビテネッタさん)を信じて食べてみた。
「パリパリバーだ…」
そうだ。見せかけだけだったのだ。中味はよく知っている味だった。こんなに近くにいたのに気がつかなかった。
表面的な見せかけに踊らせれて、大したことない人を想い、身近な特別な存在を見ていなかった。若かりし頃にやりがちな恋愛ソングのよう。
逆に言えば雰囲気やイメージって大事なんだなっていうはなし。